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2012年 06月 29日
第4戦の開催地は福島県のエビスサーキット。
サファリパーク等もある広大な敷地。いわゆるパラダイス的なスポットのサーキットです。 以前エビスに出たのは2006年にアプリリアで走った時で、6年振りのエビス参戦となりました。 コースは落差のあるジャンプと2本のロングストレートにちょこちょこシケインの入った程度のコーナーしか無く、マシン的にもあまり得意としないレイアウト。 今回は事前から6位以内ならラッキー!と入賞を目標に臨み、経費節減もあり伊那戦のタイムアタック~決勝で使用した中古タイヤで決勝日を走る予定に。 プラスしてグライドライドのコースターにて吉田選手と乗り合わせ&車中泊の組み合わせで超ローコストで参戦しました。 そして今回のMOTO1エビス戦の1週間前にはグライドライド主催ファンライドスクールとReal-1の2Daysが開催され、金児隆太選手やレアルエキップ河合氏、三苫進選手より色々とアドバイスを頂き、ライディングを見直した結果良いフィーリングを得られました! ・・・と思いきやReal-1にて3度の転倒。右脇を強打し右腕が上がらない状態になってしまいました(涙) そのように好結果を望まずに参戦したのですが、 結果は タイムアタック:3位 ヒートレース:3位 決勝:1位 今期初優勝!(ハスクバーナに乗り換えてからも初優勝) と、今年のベストリザルトを更新。 4戦終了時のランキングも2番手まで浮上する事が出来ました。 【土曜日】 練習走行が20分×4本のみ、受付&車検で終了。 日曜に公式練習-タイムアタック-予選レース-決勝レースという流れです。 エビス参戦は6年振り。以前に走った時のイメージもあまり良いものでは無かったので落ち着いて走る事に。 最初の走行で1分17秒台。自分は参加していませんが昨年のタイムがウェットの中で1分18秒台なので全然遅い・・・ 2本目で15秒台、3本目には1発だけ14秒9と14秒台に入ります。4本目には14秒7まで若干タイムを詰めて終了。周りのタイムともそんなに遜色ない感じ!? 3本目までほとんど単独で走ってましたが、4本目に他車と絡んで走ってみた所・・・キツイ。 ペースがこちらの方が良くてもアドバンテージのある所では追い付くのみで抜くまで至りません。 やはりロングストレートでの車速の乗りが違いすぎ、勝負所が作れない感じでタイムアタック&スタートが重要になりそうです。 あとコースにギャップがかなり多く、裏ストレートでハンドルに結構力を入れていないと凄く振られます。 ダートの落差のあるテーブルトップの着地~加速する部分では走行毎にコースが荒れてきて、コケそうになるくらい振られます。その度に痛めている部分に負担が掛かり、キツさに拍車を掛けます。 マシン側にも若干問題がありつつも(毎回トラブルありますが・・・)そちらはスタッフにより無事解決! 無転倒ということもあり、6位以内目標という点では全体的には悪くない雰囲気で走行は終了出来ました。 問題無く車検を受けてから風呂とメシに行き、サーキットに戻ってからパラダイスなサーキット内を探索しつつ?その後就寝。 素晴らしいスタッフのお陰で不安無く明日のレースを迎えられる事に感謝です! 【日曜日】 公式練習→タイムアタック→ヒートレース→決勝というスケジュール。 朝のフリー走行では3番手。 今回も参戦のチームノリックの野左根選手がトップタイム。 前回はモタード初参戦でしたが2戦目ということもあってか、 昨日から相当良いペースで走っていました。 ◆◆タイムアタック(15分)◆◆ 昨日の走行から考えても、順位を落とす事はあっても上げるのは困難な事が予想されるので、 出来るだけタイムを出しておきたいところ。 最初にコースインして一発アタックしますが、15秒3しか出ず昨日のタイム(14秒7)すらマーク出来ず・・・ その後野左根選手か新井選手の後ろに付いてアタックしようとペースダウンし何周か待ちます。 すると新井選手が前に出てくれたので必死こいて追いかけます。が!目の前で新井選手がミス! 避けたもののこの周はアタック出来ませんでした。 その後また前に出て貰いますがなかなかまとまらず。 最後にもう一発!と思ってたら・・・チェッカー。7、8周しか走ってないのに!? 15分なのでもう少し時間があると思ってたのですがあえなく終了。 結局最初のアタックで出したタイムがベストだったので「失敗した!」と思ってたら 周りもあまりタイムが伸びていなかったようで辛うじて3番手に入ってました。 ~~タイムアタック結果~~ 1 41 新井 誠 1:14.76 2 52 野左根 航汰 1:14.81 3 11 岸田 尊陽 1:15.38 4 3 久保 晶 1:15.46 5 34 三井 正勝 1:15.89 6 8 中木 亮輔 1:15.98 7 7 大場 和樹 1:16.81 ◆◆ヒートレース(6周)◆◆ 3番グリッドは1コーナー(シケイン)に対してアウト側。 スタートでイン側から真っ直ぐ入られると行き場を失うのでクラッチミートに集中です。 シグナルレッド・・・消灯! まずまずのスタートでしたが4番手の久保選手に前に行かれます。 が、突っ込みすぎた久保選手が失速した所を抜き返す事が出来て3番手復帰。 1周目:野左根-新井-岸田-久保のオーダー。 2周目以降トップ野左根選手がどんどん引き離して行きます。 自分は2番手新井選手に付かず離れず・・・でしたがダートでミスしてコケそうに! その時振られた影響で痛めた腕に力が入りません。 運良く後続には抜かれませんでしたが新井選手との差が広がってしまいました。 伊那まではここからズルズルと離されましたが今回はその差以上には広がらず、 6周の短いヒートレースをそのまま3位にて終えました。 ~~ヒートレース結果~~ 1 52 野左根 航汰 7:30.91 1:14.19 4Lap 2 41 新井 誠 7:34.64 1:15.02 2Lap 3 11 岸田 尊陽 7:38.28 1:14.97 2Lap 4 3 久保 晶 7:38.65 1:15.06 5Lap 5 8 中木 亮輔 7:41.52 1:16.10 5Lap 6 7 大場 和樹 7:47.25 1:16.60 4Lap 7 34 三井 正勝 7:47.63 1:16.68 3Lap チギってた野左根選手は14秒1までタイムアップ。 決勝も何事も無ければそのまま逃げそうです。 ヒートレース後に新井選手と話すと 「グリッドが2番の方が有利そうなので無理に追いかけなかった」 と中学生にも関わらず凄く冷静・・・ ベテランの自分は余裕無いんですが(汗 決勝も3番グリッドからのスタートとなり、ヒートレースでは前に行かれるも失速してくれた久保選手も次はミスを修正してくるはず。スタートで何とかポジションキープして、若手の前2台がやりあってくれればチャンスも出てくる? ・・・とか考えましたが、元々6位以内なら御の字というスタンスなので、あまり考えないようにしました(笑) ◆◆決勝レース(10周)◆◆ そして決勝ではいきなり波乱が。 決勝のスタートはバッチリ決まり、久保選手の姿は視界に入らず1コーナーへ。 そこで新井選手とポジション争いした野左根選手が目の前で転倒! 何とか避け、予想外の2番手に浮上。 ここで一瞬で気楽さが吹き飛びました(汗) 久保選手はモトクロス上がりでダートが速く、マシンも自分のSM250RよりはパワーのあるYZということもあり、このコースだと立ち上がりで少しでも失速するとヤバそうです。 前を行く新井選手は同じSM250Rですが、体重が20キロ近く違う事もありストレートでは抜けず、 ダートも自分より遥かに速い為勝負を仕掛ける事が出来ません。 しかしペースは思った程上がっておらず、付かず離れずで付いて行きます。 このままの順位ならば今シーズンのベストリザルトになり、ハスクバーナとしても1-2なので充分。 久保選手に抜かれないように・・・と思っていたら、残り3周くらいに裏ストレートに入った所でトップ新井選手が転倒!「何でこんな所で!?」と思うと同時に転がってる新井選手を必死に避けます。 何とか轢かずに済んだは良いがトップに浮上してしまいました。(焦) 残りは3周ほど。 「ここで抜かれたらピットで何言われるかわからん・・・」と怯えます。 とにかく大きなミスをしないようにダートをキッチリ走り、ターマックのブレーキングもインに入れないように気をつけます。 1度ダート部分で横から音がしましたが何とか抑え、そのまま1位でゴール! ~~決勝レース結果~~ 1 11 岸田 尊陽 12:38.343 1:14.972 6Lap 2 3 久保 晶 12:39.370 1:14.912 6Lap 3 8 中木 亮輔 12:44.380 1:15.535 8Lap 4 7 大場 和樹 12:52.076 1:16.099 10Lap 5 52 野左根 航汰 12:52.241 1:14.395 4Lap 6 34 三井 正勝 12:52.959 1:16.145 9Lap 7 42 井深 泰治 13:08.354 1:17.698 4Lap 今回は事前の目標を大きく上回るリザルトとなり、 棚ぼたではありますがシーズンを通して考えるとこのコースでこの結果は素直に嬉しいです。 気負い無く走れたのが良い結果に結びついたのと、 1週間前のファンライドスクール&レアルワンの時にライディングを見直すキッカケがあり、 怪我などもありましたが若干でも良い方向に変えられたのが大きかったと思います。 ただやはり『ダートセクションの安定して走るようにすると遅く、速く走ろうとするとリスキー』 という自分のスキルアップが落ち着いて走る為にも必要なのは明らか。 これから後半戦に突入しますが自分のライディングに合ったコースが続きます。 それを結果に繋げるべく、モトクロッサーをレンタルして頂けることになったので ”怪我をしない程度に”ダート練習を行っていきたいと思います。 更に今回はチームメイトの吉田和司選手も自身の初優勝を遂げました! TEAM FRONTIER×HUSKYWEST×GLIDERIDEとしては最高の一日!! 今後もダブルで好結果を残せるように頑張ります! ------------------------------------------------------------------------------- ☆☆☆SPECIAL THANKS☆☆☆ FRONTIER MV AGUSTA Japan (Husqvarna) DUNLOP SPEED MASTER(オイル・ケミカル類) SPEED CONCEPT(オイル・ケミカル類) KUSHITANI(レーシングスーツ) SHOEI(ヘルメット) Wheel Tecnology (marchesiniホイール) 松本エンジニアリング(ACCOSSATOブレーキ) 山本光学株式会社(SWANSアイウェア) URAN-MARKING DESIGN(プロテクトデカール) RS★R(エンジンサプリRAN☆UP他) 株式会社ウィングス(MSeRバッテリー) GAERNE OS DESIGN(ヘルメットペイント) TSEnterprise(SPIRALシート他) The Dapoo! Experience GLIDE RIDE Huskywest RACING WORLD BabyFace CustomGarage PHANTOM REALEQUIP BONSAI MOTO MOTORCYCLE NEST CP SPORTS どらちゃん hashyさん SPEED SHOP FUSE 関西ドリフターズ
by ride_gig22
| 2012-06-29 20:40
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