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2012年 06月 11日
第三戦の開催地は長野県伊那市に有る、日本のモタードの聖地と言われる本格的モタード常設コースの伊那サーキット。
昨年はジャンプスタートでペナルティを受けた後に追い上げて入賞したという自分にとって得意な部類のコース・・・でした(過去形) と、言うのも今年は昨年までとは逆周りの設定になり、今回は前週の土曜日に行われたハスクバーナ主催のトライモタード(スクール)とその翌日曜日に設定された練習走行に参加し、 逆周りレイアウトを事前に走行してから挑めましたが、ターマックで稼ぐ部分が大幅に削られてしまった感じで、ターマックでは抜き所が無いレイアウトとなっていました。 結果から書くと タイムアタック(A組):2位(A/B総合3番手タイム) ヒートレース(A組):3位 決勝グリッド:5番グリッド 決勝:3位 と、今年のベストリザルトを残せましたが、内容は今シーズン相変わらずのダメダメな感じでした。 【土曜日】 午前中に15分の練習走行枠×4本、昼から車検~タイムアタックという流れです。 先週の走行でmoto2のトップグループを形成する金子選手が大腿骨骨折により戦線離脱。ダートのスキルの高い金子選手でさえ・・・ ということでダートのスキルが低い自分は第二ダートのジャンプは安全第一!で走る事に。 午前中の練習走行を今までに無い位ちゃんと走ってみたものの、ペースは上がらず・・・タイムは若干上がって行くもののリズムがどんどん崩れていく事に焦りを感じながら練習走行を終えました。 車検の音量測定では102db?めっちゃ静かな音量だったんですが?(ちなみに美浜108db、琵琶湖109dbでした。) そして土曜日最後の走行はタイムアタックです。 ダートで抜くスキルが無くターマックで抜けない今回の流れだとタイムアタックが超重要になってきます。 練習走行で使っていたタイヤのグリップに問題が無かったのでそのまま行こうか?とも思ったのですが、 念には念をということで前後新品にして挑みます。 が! 全然タイムが伸びません・・・ 序盤ポジション1のサインボードを見ても後ろとの差が0.1秒しかありません。 焦る俺。 何回かクリアラップを取ってアタックするも全然タイムは上がらず・・・ ラストラップに一発出しに行くもミス・・・ 失敗したーと思いピットに戻ると、それでも最後のラップが一番タイムが出ていたようで52秒7でAグループ2番手。TOPは52秒5で久保選手。 Bグループは前戦琵琶湖のウイナー新井選手が52秒3でTOP。 総合タイムは3番手でしたがA・Bの頭取りとなる為、ヒートレースはAグループ2番グリッドからのスタートとなります。 ~~タイムアタックA組結果~~ 1 3 久保 晶 52.557 12 65.963 12 2 11 岸田 尊陽 52.707 11 65.775 0.150 0.150 11 3 6 中村 竜規 53.134 10 65.246 0.577 0.427 11 4 46 水庫 由喜 53.144 6 65.234 0.587 0.010 9 5 52 野左根 航汰 53.201 10 65.164 0.644 0.057 12 6 8 中木 亮輔 54.071 10 64.116 1.514 0.870 11 7 15 梨本 貴之 54.096 6 64.086 1.539 0.025 10 8 9 杉山 準 54.164 11 64.006 1.607 0.068 11 9 22 深見 浩資 54.198 10 63.965 1.641 0.034 11 10 21 村上 晃 54.297 11 63.849 1.740 0.099 11 11 34 三井 正勝 54.604 3 63.490 2.047 0.307 11 ~~タイムアタックB組結果~~ 1 41 新井 誠 52.314 6 66.269 12 2 45 坂口 鈴呼 53.325 4 65.013 1.011 1.011 12 3 42 井深 泰治 53.493 8 64.808 1.179 0.168 11 4 44 近藤 一磨 54.347 8 63.790 2.033 0.854 11 5 51 笠 大祐 54.751 11 63.319 2.437 0.404 11 6 43 河野 伸哉 54.989 3 63.045 2.675 0.238 11 7 53 佐々木 啓之 55.071 5 62.951 2.757 0.082 11 8 47 羽田 強一 56.500 7 61.359 4.186 1.429 9 天気予報では明日は雨が降りそうな感じ!? 自分としては雨でフルターマックなら勝機がありそうなので (情けないけど今回はドライだと全然無理!って感じでした) 雨よ降れぇぇぇぇ!!!!と呪いを掛けて就寝しました。 【日曜日】 公式練習→ヒートレース→決勝というスケジュール。 朝から曇り空で降りそうな感じでしたが、コロコロ変わる天気予報では午後2時から雨の予報。 決勝時間に上手いこと降ればラッキーなんですが・・・(バタバタするけど) ただ、雨が降るとコース変更などしなくてはならず、主催者様はスッゴク大変な事になります。 そういう訳でタイムスケジュールは巻き巻きな感じでの進行予定となりました。 朝のフリー走行と予選ヒートは昨日のタイムアタックによって振り分けられた組での走行で、自分はA組。 PPの新井選手と同じ組となってます。 朝のフリー走行ではA組2番手。 B組の方では今回初参戦のチームノリックの野左根選手がトップ。 野左根選手は全日本ロードで現役の16歳、モトクロスのレースも出て勝っちゃうくらいダートも得意みたいで、 どんどんペースを上げて来ていました。 ~~フリー走行A組結果~~ 1 41 新井 誠 52.949 4 65.474 8 2 11 岸田 尊陽 53.225 6 65.135 0.276 0.276 8 3 8 中木 亮輔 54.055 7 64.135 1.106 0.830 8 4 51 笠 大祐 54.289 6 63.858 1.340 0.234 8 5 46 水庫 由喜 54.425 4 63.699 1.476 0.136 7 6 42 井深 泰治 54.510 6 63.599 1.561 0.085 8 7 9 杉山 準 54.566 4 63.534 1.617 0.056 7 8 53 佐々木 啓之 55.056 8 62.969 2.107 0.490 8 9 21 村上 晃 55.069 2 62.954 2.120 0.013 7 ~~フリー走行B組結果~~ 1 52 野左根 航汰 53.247 8 65.108 8 2 6 中村 竜規 53.585 5 64.697 0.338 0.338 7 3 34 三井 正勝 53.646 3 64.624 0.399 0.061 8 4 3 久保 晶 53.664 7 64.602 0.417 0.018 7 5 43 河野 伸哉 53.856 7 64.372 0.609 0.192 8 6 44 近藤 一磨 53.903 5 64.316 0.656 0.047 8 7 45 坂口 鈴呼 53.916 6 64.300 0.669 0.013 6 8 15 梨本 貴之 54.767 4 63.301 1.520 0.851 7 9 22 深見 浩資 55.325 3 62.662 2.078 0.558 7 10 47 羽田 強一 56.482 3 61.379 3.235 1.157 6 ◆◆ヒートレース(8周)◆◆ スタートはまずまずでしたがグリッド通りで順位変わらず。 落とさなかっただけマシですが1周目以外に前に出られる気がしません。 案の定新井選手が逃げ始め、後ろの水庫選手にプッシュされます。 1つ目のダート絡みで前に出られるも直後のターマックで抜き返したりを2回ほど繰り返しましたが、 結局2個目のダートで前に出られてからは前に出られず、A組3番手にてヒートレースは終了。 段々ライディングのリズムが狂ってきてダートのペースがどんどん悪くなってきてます。 考えれば考える程悪循環で悪くなってる気がします・・・ ~~ヒートレースA組結果~~ 1 41 新井 誠 8 7:10.227 52.610 3 65.896 2 46 水庫 由喜 8 7:16.958 6.731 53.661 3 64.606 3 11 岸田 尊陽 8 7:17.159 6.932 53.313 3 65.027 4 8 中木 亮輔 8 7:17.409 7.182 53.663 3 64.603 5 42 井深 泰治 8 7:18.175 7.948 53.836 3 64.396 6 51 笠 大祐 8 7:18.623 8.396 53.854 4 64.374 7 53 佐々木 啓之 8 7:23.070 12.843 54.423 3 63.701 8 21 村上 晃 8 7:27.788 17.561 54.419 4 63.706 9 9 杉山 準 8 7:39.359 29.132 54.550 8 63.553 ~~ヒートレースB組結果~~ 1 3 久保 晶 8 7:18.984 53.982 3 64.221 2 44 近藤 一磨 8 7:19.112 0.128 54.222 6 63.937 3 52 野左根 航汰 8 7:20.234 1.250 52.920 6 65.510 4 15 梨本 貴之 8 7:21.759 2.775 54.422 2 63.702 5 34 三井 正勝 8 7:21.858 2.874 53.332 3 65.004 6 22 深見 浩資 8 7:27.099 8.115 54.044 6 64.148 7 43 河野 伸哉 8 7:29.004 10.020 53.778 7 64.465 8 6 中村 竜規 8 7:37.092 18.108 53.699 3 64.560 9 45 坂口 鈴呼 8 8:09.537 50.553 55.941 3 61.972 10 47 羽田 強一 7 7:47.347 1 Lap 58.536 5 59.225 またもや頭取りで5番グリッドからのスタートとなりました。 奇しくもロード系ライダーが3人並ぶことに! ~~決勝グリッド~~ 1 41 新井 誠 2 3 久保 晶 3 46 水庫 由喜 4 44 近藤 一磨 5 11 岸田 尊陽 6 52 野左根 航汰 7 8 中木 亮輔 8 15 梨本 貴之 9 42 井深 泰治 10 34 三井 正勝 11 51 笠 大祐 12 22 深見 浩資 13 53 佐々木 啓之 14 43 河野 伸哉 15 21 村上 晃 16 6 中村 竜規 17 9 杉山 準 18 45 坂口 鈴呼 19 47 羽田 強一 ◆◆決勝レース(12周)◆◆ レース前からポツポツと雨がパラついて来たので「呪いが効いた!」と思って喜んでいたのですが、 残念ながらウェットにはならない程度・・・結局ドライでレースが行われました。 決勝もスタートはまずます。 新井-水庫-久保-野左根-岸田-近藤の順で1コーナーを立ち上がりますが 第一ダート立ち上がりにて水庫選手が新井選手をパス。 1周目:水庫-新井-久保-野左根-岸田-近藤の順 2周目:第一ダートで野左根選手が久保選手をパス。水庫-新井-野左根-久保-岸田-近藤 3周目:野左根選手が第一ダートで転倒! 転倒した野左根選手を避けたあおりで前と離れた上に近藤選手に抜かれそうになりましたが何とか抑えて4番手浮上 水庫-新井-久保-岸田-近藤-井深 先頭の水庫選手のペースが上がらずすぐに追いつき、水庫選手が前に居てくれれば何とかチャンスあるかな!と思っていたら 4周目:新井選手が第二ダートで水庫選手をパス。新井-水庫-久保-岸田-近藤-井深 5周目:第一ダートで水庫選手が久保選手と接触(?)スローダウンして順位を落とし3位浮上。新井-久保-岸田-近藤-井深-坂口 やはり第一ダートが今回のレースの肝となっています。 6周目:第一ダートが得意でない自分は、安全に行くとペースを上げる事が出来ず徐々に前と差が開いて行き、終盤後ろの近藤選手にプッシュされますが辛くも凌ぎ切りそのまま3位でゴール。 ~~決勝レース結果~~ 1 41 新井 誠 12 10:41.430 52.609 5 65.897 2 3 久保 晶 12 10:41.698 0.268 52.335 10 66.242 3 11 岸田 尊陽 12 10:48.927 7.497 53.203 6 65.162 4 44 近藤 一磨 12 10:50.610 9.180 53.169 7 65.203 5 6 中村 竜規 12 10:52.224 10.794 52.165 12 66.458 6 42 井深 泰治 12 10:55.821 14.391 53.868 6 64.357 7 45 坂口 鈴呼 12 10:56.208 14.778 53.131 9 65.250 8 22 深見 浩資 12 10:57.049 15.619 53.441 8 64.872 9 43 河野 伸哉 12 11:02.818 21.388 53.790 8 64.451 10 34 三井 正勝 12 11:07.201 25.771 53.979 6 64.225 11 9 杉山 準 12 11:10.692 29.262 54.392 9 63.737 12 21 村上 晃 12 11:11.354 29.924 54.464 10 63.653 13 51 笠 大祐 12 11:11.662 30.232 54.519 2 63.589 14 52 野左根 航汰 12 11:33.700 52.270 52.920 7 65.510 15 15 梨本 貴之 11 10:42.523 1 Lap 54.069 2 64.118 16 53 佐々木 啓之 11 10:44.746 2.223 55.285 6 62.708 17 47 羽田 強一 11 11:01.118 18.595 57.466 7 60.328 18 8 中木 亮輔 9 11:22.283 3 Laps 54.180 9 63.987 =================== (75% = 9 Laps) DNF 46 水庫 由喜 4 3:39.684 8 Laps 53.982 2 64.221 リザルト的にはハスクバーナに乗り換えてから一番良い成績なんですが、 ずっと勝負にならない感じで週末を過ごす事となってしまいまたもや不甲斐ない内容となってしまいました。 ちなみにmoto2決勝終了後に雨が降り、moto1open以降のレースはダートキャンセルのフルターマック・・・ 呪いが効くの遅いよ!と運にも恵まれなかった伊那戦でした。 ------------------------------------------------------------------------------- 自分は今までずっとダート(特にジャンプ絡み)が苦手なままモタードに参戦していました。 ダート練習に行っても自分の所有するトレール車ではジャンプの練習が思うように出来ず、 かと言って『レース用のモタード車両以外にモトクロッサーを用意しないといけない』というのも、 コスト的にも「それって普通の人は無理だろ!?」という思いからモトクロス練習をロクにせず戦ってきました。 しかし昨年からの成績を鑑みると、やはりモトクロス練習をしなければ上位に留まることが出来ないと感じています。 ハッキリ言える事はモトクロス車両で練習出来る、またはモトクロス経験が無いとmoto1では勝てないどころか戦えません。 よっぽどMでないと参戦を続けるモチベーションも上がりませんしね。 ぶっちゃけレーサー車両を2台所有しないと無理。 技術が無いと言ってしまえばそれまでなんですが、そこそこセンスがある自分(と思っているだけ?)でも、 レース時の前日練習のみのダート練習では一切歯が立ちません。 ターマックだけでもそれなりに得意ならば何とかなると思ってやって来ましたが流石にムリ。 というわけで、状況的に自分はおそらくもうmoto1レベルでは走れないと思われるので、 本気のレースは今シーズン限りにして来期以降はレアルワンなどで楽しんで走る方向になりそうです。 とは言いつつも今シーズンはまだ残ってますし、このままでは終わりたくないので誰かモトクロッサーを貸して頂ける心優しい方大募集です(笑) 最後にこんなワタクシを応援してくださっている皆様に感謝です! FRONTIER MV AGUSTA Japan (Husqvarna) DUNLOP SPEED MASTER(オイル・ケミカル類) SPEED CONCEPT(オイル・ケミカル類) KUSHITANI(レーシングスーツ) SHOEI(ヘルメット) Wheel Tecnology (marchesiniホイール) 松本エンジニアリング(ACCOSSATOブレーキ) 山本光学株式会社(SWANSアイウェア) URAN-MARKING DESIGN(プロテクトデカール) RS★R(エンジンサプリRAN☆UP他) 株式会社ウィングス(MSeRバッテリー) GAERNE OS DESIGN(ヘルメットペイント) TSEnterprise(SPIRALシート他) The Dapoo! Experience GLIDE RIDE Huskywest RACING WORLD BabyFace CustomGarage PHANTOM REALEQUIP BONSAI MOTO CP SPORTS どらちゃん hashyさん SPEED SHOP FUSE 関西ドリフターズ
by ride_gig22
| 2012-06-11 13:04
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